野菜ジュース 栄養

野菜ジュースの栄養素 問題点 選び方

現代人の野菜不足を補う野菜ジュース

 

いまでは、スーパーやコンビニでズラリと陳列されています。
野菜ジュースと言っても多種多様で、入っている成分によって表記が違うのです。

 

野菜ジュースの定義とは、本当に栄養素が摂れるのか、野菜ジュースの問題点や選び方のポイント!

野菜ジュースとは

毎日、仕事が忙しくキチッとした食生活が取れてない方や、1人暮らしでコンビニや外食がほとんどで自炊ができてない方などは、健康にいいと言われている野菜ジュースを飲まれている方も多いと思います。しかし、この野菜ジュース1日に必要な野菜摂取の代わりに野菜を濃縮してあると言うだけで、飲んでいるのなら少し飲む際に注意が必要なようです。

 

まず始めに、野菜ジュースの定義

 

今では野菜ジュースという商品は、メーカー各社多数ありスーパーやコンビニでもズラリと陳列されています。現代人の野菜不足を野菜ジュースで摂れることは大変ありがたいことです。しかし、野菜ジュースと言っても多種多様有り、入っている成分によって表記が違うのです。

 

トマトジュースという表記なら
トマト100%の果汁でなければならないように、野菜ジュースと銘打つなら 野菜汁100% でなければならないのです。
したがって、野菜汁100%でないものは、別の表記が必要になります。

 

例えば、
果汁50%+野菜汁50%なら表記は、ミックスジュースです。
野菜汁が10%とか20%だと、〇〇%〇〇果汁入り飲料となります。
0〜10%未満の場合は、清涼飲料水や炭酸飲料などの一般的な名称で表記されます。

 

また、濃縮還元という製法で作られた野菜ジュースも多いです。
これは、一度5〜6倍ぐらいまで野菜汁を濃縮し、その後、水を加えて100%に戻すという製法で、この方法においてもジュースと表記できますが、濃縮還元という表示が必要となります。

 

濃縮還元をせずに、野菜汁をそのまま詰められたものは ストレートジュース と表記されます。

 

最近、グリーンスムージーが人気です。
グリーンスムージーと野菜ジュースの違い

 

グリーンスムージーとは、
生の葉野菜などをミキサーで粉砕し繊維ごと抽出したものがスムージー。
それに対して、野菜ジュースは、ジューサーにかけて繊維を取り除いて、水分のみを抽出したもの。。
明確な定義はありませんが大体こんな感じで認識されてるのではないでしょうか。

 

ほとんどの野菜ジュースは熱処理でたくさんの栄養素を失っているのに対して、スムージーは熱処理を一切行っていませんから、繊維質も残っているから 栄養素が豊富 だといわれています。この部分が、スムージーにスポットライトが当たっている点です。
では、野菜ジュースに栄養素が残っているのならどうでしょう。。

 

その前に、野菜ジュースで栄養素が取れないといわれている3つの理由を説明します。

野菜ジュースでは栄養が取れない と言われている理由

野菜ジュースでは栄養が取れない無意味だ、とまで言われている理由。

 

1、濃縮還元で栄養素を破壊している
野菜ジュースの多くは濃縮還元という製法で作られています。野菜を加熱し体積を濃縮し、ペースト状にする製法なのですが、加熱時に水溶性のビタミンなど多くの栄養素が失われ、食物繊維までもが失われるため、野菜の求める栄養素がほとんどない状態になると言われています。

 

野菜ジュースのなかには、ビタミン・ミネラルなど食品添加物を加えて失われた栄養素を補っているものも有りますから、一概には野菜ジュースには栄養がないとは言い切れませんが、野菜本来が持っている栄養素と比べると添加されたものは数段に質が落ちていると言われています。

 

2、野菜の質が悪い
野菜ジュースで使用されている野菜は、海外で生産された安いものが多く。厳格に育成された有機野菜などとは違い、農薬など付着している心配が懸念されています。また、成長育成剤に化学肥料といった、短期間で育てられた野菜も多くしっかりと育成された野菜と比べると、野菜の質が悪く栄養素が少ないと言われています。

 

3、食物繊維が摂れない
野菜を摂ることの一番大きなポイントは、食物繊維の摂取です。野菜ジュースにすると、この食物繊維が摂れないと言われています。食物繊維は便通をよくし、腸内環境を整えてくれる働きがあります。この食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあり、バランスよく摂取するのが理想的です。

 

しかし、野菜ジュースの製造工程上、水溶性の食物繊維を除去して飲みやすくしています。そのため、水溶性の食物繊維だけが残り、野菜本来から摂れる食物繊維を摂り入れることが難しいと言われています。

野菜ジュースの問題点

野菜ジュースの問題点

 

1、栄養素が壊れる
厚生労働省が国民の健康づくりの運動として掲げている1日あたりの野菜摂取量の目標値は350gです。この数字は、なかなか野菜を意識しないとクリアできないぐらいの数値です。日々、忙しい人や、一人暮らしで外食が多い人はどうしても野菜不足になりがちです。だから、野菜の代わりに野菜ジュースを飲んでいる人も多いと思います。

 

ところが、野菜ジュースは製造過程で加熱殺菌処理を行うため、栄養素のビタミンCなどが壊れてしまうという言われています。そのため、野菜を食べることよりも栄養素のバランスが悪い状態になっている場合があります。

 

2、旬の野菜が摂取できていない
季節のものを食べるという食生活が基本なのですが、野菜をスーパーなどで購入する場合、できるだけ季節の旬野菜を選びます。この場合、ハウスで栽培された野菜に比べて、旬野菜の方が栄養価が高いと言われています。季節の旬野菜を選んで調理されている方は、栄養価が高く質のよい摂り方をされていると思います。

 

その点、野菜ジュースの野菜は、どこで採れたのかいつ収穫されたものなのかを、把握することはできません。また、海外生産品やハウス栽培などの多くは、旬の時期がなかったり、量産目的で作られたものの原料だと、普通に野菜を食べるよりも栄養価が低い場合があります。

 

3、添加物がたくさん使われている
野菜ジュースのなかには、添加物が使用されているのも多いです。添加物のなかでも香料は、香料という一括りで表示されています。この場合、何百種類の添加物が入っていても記載する必要はありませんので、消費者にはどんなものが入っているのか知る術はないのです。

 

添加物には人工合成されているのもありますから、体への影響が全くないとは言えない状況です。

 

 

野菜ジュースで得られる栄養素
野菜ジュースにすると栄養素が破壊されると記載しましたが、野菜ジュースで得られる栄養素もあります。
トマトからのリコピン、人参に含まれているβーカロチン などは、加工品の方が吸収率がアップすると言われています。また、カルシウムやカリウムなどは加熱処理をしても栄養素は減少しないことは分かっています。

野菜ジュースの選び方

スーパーやコンビニではズラリと野菜ジュースが並んでいます。このように野菜ジュースと言っても、その種類は多種多様でそれぞれ特徴があり栄養価も違います。野菜不足を補うため適当に選ぶと、栄養価のない野菜ジュースを飲んでいるかもしれません。
野菜ジュースを選ぶときに注意したいのが、果物果汁の割合、食塩や砂糖の使用されているものです。

 

それぞれ説明しましょう。

 

1、果物果汁の割合
野菜ジュースと言われている商品の中には、成分表示をよく見ると果物果汁の割合が高いものがあります。果物果汁の割合が50%超だと、野菜ジュースと果汁が50:50なので、野菜ジュースからの栄養摂取はあまり期待できません。

 

野菜不足で野菜ジュースを摂りたいのなら、この場合は 野菜100% のものを選ぶのがいいでしょう。

 

2、食塩や砂糖の使用されているもの
野菜ジュースのなかには、食塩や砂糖がたくさん添加されているものがあります。
こういった野菜ジュースは高カロリーですので、高血圧の原因や肥満の要因になりかねないです。

 

健康面を考えて摂取するなら、食塩や砂糖の無添加である野菜ジュースを選びましょう。

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